阿波市には豊かな緑や澄んだ空気、そして清らかな水が流れる豊富な自然と、さまざまな歴史や伝統が息づいています。そんな自然と歴史溢れる阿波市の魅力をご紹介します。
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阿波の土柱
地震活動により隆起した山の一部が、豪雨や地震によって崩壊し、その後、雨水によって土が削られ、長い年月をかけて形作られた「阿波の土柱」。似たような特徴を持つ場所は世界でも少なく、アメリカのロッキー山脈、イタリアのチロルに類似のものがあるだけで、世界三大土柱ともいわれています。
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御所のたらいうどん
「たらいうどん」とは、うどんをたらいのような大きな木製の飯盆に入れ、つけ汁につけて食べる郷土料理。国道318号線を山の奥へと進んで行くと清流沿いにたらいうどんの専門店が並んでいます。眼下に広がる四季折々の美しい景観の中で、湯気のぼるたらいうどんをお楽しみください。
(※一天たらいうどんには沢ガニの取扱いはございません)
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阿波市の遍路道
阿波市には四国八十八ヶ所霊場の中の、第7番札所十楽寺、第8番札所熊谷寺、第9番札所法輪寺、第10番札所切幡寺の4ヶ寺があります。また四国の中でも歩きやすいと言われる阿波市の遍路道。その道中の原風景、そして「お接待」の文化が根付いた地元の人々のふれあいなど、お遍路の魅力を体験してみてください。
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『阿波べジ』
阿波市は、山間から流れる数多くの谷川が作り出した肥沃な扇状地、そして南に流れる四国最大の河川吉野川がもたらした豊かな土壌を活かした高品質な農産物を生産しています。その生産量は、なんと県下一!農業を営む人たちは、ここで互いに切磋琢磨しその味と品質に磨きをかけ、またその野菜の良さを知り、その魅力を伝える野菜ソムリエグループも誕生しました。こだわり野菜「阿波べジ」をぜひ手に取って味わってください。
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第66代内閣総理大臣・三木武夫
徳島が生んだ唯一の首相である三木武夫は、阿波市土成町に生まれ育ちました。その実家跡地は、令和2年3月、おもてなし公園となり、一角には座右の銘「人、信なくば立たず」の言葉を刻んだ記念碑が建てられました。現地には三本の欅の木や古井戸、三木の愛したハナミズキや柿の木、そして道行くお遍路さんのための小屋もあります。この地に生まれ激動の時代を生きた三木武夫の足跡をたどり、その言葉に触れてみませんか。